Last update on Feb.22th,1997



留学・旅行その後



 このページは、旅行中の書き残しや、日本での生活で感じている事などを書いてゆこうと
思います。いま、日本でホームページを作っている人々の間で、こういう日記・随筆調の物が
流行しているそうで、わたしもその仲間入りというわけでもあります。
そのうちに、タイトルも変えて独立させるかもしれません。   最終更新日2月22日(日)


さて、今日は旅行記の最後に書いてある「お楽しみに...」が、果たせていない事への
言い訳けなどを書かせていただきます。

1.走行データのアップについて

 うーーーむ...
なんか、もう忘れてしまってますね。相変わらず私のコンピュータのデスクトップには、
それらを記録していたExcelのショートカットがいるのですけど...


2.映像のアップについて

 これは、ごめんなさいの一言です。でも実はビデオがまだ修理から帰ってきてません。
正確には取りにいってません...
東京の浜松町に修理に出したのですが、すぐ大阪に長期出張が始まり、取りにいけないのです。
ほんまに、困ったもんです。


3.ビクトリア離れるの記

 たくさんの人々におくっていただき大感謝しています。今でも、「カナダに帰る!!」という
表現を使って周りの人に色々な反応をいただいております。
このページのサーバーもビクトリアのままですし、実は定期預金もちょっとだけ置いて来て
いるのです!!それどころか、帰り?のキップまで持っておるのです。

いつかその辺もまとめておきたいと思ってます。(おっと、また引き伸ばしてしまった...)


4.日本について

 なにせ、「帰ったら英会話学校に行って...」とか「プールには毎週通って...」など
という計画ははかなく散り、夜勤も含めて激務の日々。どうも旅行の時に悪くしたらしい
前立腺炎の治療もままなりません。この病気は「長時間のドライブ!」「過労!」などが
原因で起こり、小便が近くなったり尿道付近が痛くなったりするものです。薬をもらって
飲んでますが、医者には「時間がかかるよ」といわれております。また、その薬は胃に悪い
らしくそれも壊してしまい、ボロボロの日々。

 いよいよ、カナダが恋しくなります。

唯一の救いといえば、仕事があり、また良いお金をいただけていること。また、ゴルフなどに
誘ってもらえて、それなりに憂さ晴らしができること。
それもこれも、いろいろな人に支えられているからこそだと、感謝しております。

 それにしても、日本の人々は良く働きます!! 頭が下がります...

9月私は225時間(夜勤を含む)働きました。自分としては、もうメチャクチャよくやったと
思います。でも、私が職場に行けば必ずいて、帰るときも夜勤のとき以外必ずいるような人も
何人かいるのです。体力、気力、忍耐力、そして知力。どれをとっても絶対かないません。
(注:225時間は出張中のお客様にいた時間であり、実際はもっと働いてます...)

それにしても、何の為にあんなに働くのでしょう?皆、幸せなのでしょうか?
いろいろ考えさせられてしまいます。


と、いうわけで...

こんな調子のボヤキ節を気が向いたらアップしてきますので、今後ともよろしくお願い
いたします。

							1997年10月11日深夜


後記1:サンフランシスコで約束した健太君への一曲、まだ書けてません。
    やっと大阪にシンセサイザーを持ち込んだので、そろそろ取り掛かります。
    仕事も一段落したので、楽しみながら作りたいと思います。
    (おっと、これはメールで直接書くようなネタでした)

後記2:旅の友だった、たまごっち...なんと、日本で盗まれてしまいました。
    詳細などはまた書くとしますが、日本も今やそういう国です。

後記3:一度読みなおして、また一段と文章がまずくなっていることに...
    じゃ、直せやといわれそうですが、今日はこれが限界...
    全部、仕事のせいとさせていただきます!!





5.英語について

今日、「留学について」というページをスタートさせました。
もともとこんなページを作るなどとは、夢にも思っておらず、データなどもさっぱりありませんので、
ちょっと先が見えません。ただ、言える事は...

・アラン・プロストの「英語」インタビューが理解できた(彼はフランス人。Happyを「アピィ」
 と言ったなんてこともわかってご満悦)
・「ちびまるこちゃん」の「英会話教室体験の巻」の英語が理解できた
・故ダイアナ妃の弟の話しは苦しかったがエリザベス女王のはなんとかなった
・ハリソン・フォードがニュースステーションで喋っていたことが理解できた
・未だにカナダの人と英語でメールを交換している!!! (日本人ですが...)
・開発中の英語動作環境のシステムのメッセージを「英語」で書いている

などなど、「うれしい」体験に満ちています。
ただ、これがいつまでもつやら疑問です。

嗚呼! 「留学について」に書くネタを一つ使ってしまった!!えらいこっちゃ!!


6.英国式健康法について

 そろそろと冬が近づいてきています。風邪の季節です。

プレ旅日記にもちょっと書いたと思いますが、英国の人は冬でも窓を開けて寝ます。風邪をひいた
時は、特にそうするそうです。なんでも、部屋の中を悪い菌が飛び交うわけだから、空気の循環を
良くして外の良い空気を入れるのだそうです。
私は、体重85kg近辺の体を持つ人らしく「暑がり」なので、このやり方を大変気に入っており、
実は今も窓は開けっ放しです。布団にくるまりながら、冷たい空気を楽しんでいます。

 つい先日、悪友が麻雀牌とともにやってきました。彼は風邪をひいているそうで、窓をしめる事を
要求します。私も、ここは日本ですので、素直に窓をしめ、少しばかり暖房を入れることにしました。
夜どうし「悪い空気」の対流にさらされた訳です。

これが、効果てきめんというかなんというか、私は見事に風邪気味となりました。その翌日、東京
に一晩かぎりの予定で帰る新幹線でも、何人かの鼻をすする音の中、「悪い空気」に満ちた空間が
しめきられていました。東京に着いたときは、もうフラフラ状態。府中の家までは、もう耐える
だけの車中でした。

もちろんその晩、窓を開けて寝ました。帰りの新幹線は指定が満席だったので、奮発してガラガラの
グリーン車。高い車両には悪い空気もただよっていないようで、快適な旅でした。

さて、新鮮な冷たい空気をたっぷり吸って、風邪は明日にはよくなっていることでしょう...
この治療法、一度おためしあれ!!

(寒がりの人にはキツ過ぎる一文だったように...)




7.サッカーについて

 いやー、おもろい試合でしたね。
私はサッカーについて全くの素人ですが、今度ばかりは応援させてもらいました。
岡田監督、本当にごくろうさんでした。「K」前監督が母校の先輩にあたるので、なんともやりきれ
ない思いがしとりました。それどころか「N」会長もそのようで...
そんなことはさておき、ほんとたいしたもんです。このところ涙腺が弱くなっておるので、うるうる
きてしまいました。もう、中山のゴールからうるうるしておりました。
しかし、イランはあんな卑怯なことをしても勝つなら、アッラーの神というのはよっぽどの神やなと
思ってみとりました。やはり、神というだけあり決勝点直前のシュートをはずしてくれましたようで。
あのキーパーも、妙な芝居をしなくたって、かなりの技量とみました。でも、あんな変な事ばっかり
やっておるから、最後のゴールポストへの激突といった悲劇を産むんです。あれ、肋骨の2、3本は
折っとるとみたのですがね。

さて、フランスが楽しみとなりました。
個人的には「K」FW以外、みんなこのままで行って欲しいですね。彼は、最近どうも好かん。


8.経済について

 とうとう拓銀が破綻しました。
サッカーで沸き返る朝に、大変なニュースといえます。




9.オリンピックについて

 原田選手のファンになりました。
彼の、精一杯の虚勢がなんともいえなかった。そして失敗。周りはきっとそうなると思っていたと
思うし、彼が一番恐れていたことが現実になったノーマルヒル。その時、私はとても彼のことが
人間らしく見えて、その後いろいろ言われるかもしれない彼のために、胸がいっぱいになり、
そして「ファン」になりました。
ラージヒル。彼は、一回目またしても失敗。ところが、このあとの大々ジャンプ。工藤アナの
「立て!立て!立ってくれ!!!立った!!!」という絶叫とともに、あのジャンプは忘れられ
ないものになった。彼が飛んだジャンプ台をヘルメットをとって振り返ったとき、私は風になびく
髪の中に、丸く白い部分を見つけてしまった。あれは間違いなく「10円ハゲ」である。
彼は、本当に大きなプレッシャーと闘い続け、そして最後は皆に守られつつ「金メダル」をとった。
彼は、マシンのような競技者が多い中、まさに人間だったと思う。

なんか、常体と敬体がごっちゃになりましたが、そんな感じのオリンピックでした。


それにしてもサッカーの時同様、涙もろくなって何回涙したかわかりません。

ところで、いつも思うことですが、批判とか批評とかいうものは、なぜあんなに面白くないので
しょう。このオリンピックの開会式には、いろいろな批判があったように思います。私は、
なかなか良い開会式だったように写りました。あの第九が最高にすばらしかった事も大きな要因
ですけれど、流れも長さも良かったと思います。しかし、批評と言えば「伊藤みどりの服が変」
「子供に補欠をたくさんつくっていた」「日本の文化を誤ってつたえてしまった」
なんでも良いですが、なせそういう言い方をするのでしょうか?悪いところを見たり言ったり
することは、誰にでもできる。もっともっと、「あそこが良かった!ここが良かった!」と言え
ないものでしょうか。子供を教育しているのではないのです。文化を育てるには、良いところを
見抜ける目を育成することだと思います。
もし、的を得た批評であるならば、後味の良いものだとおもうのですがねぇ。

それからもう一つ。朝日新聞に載った投書に、「スポンサー(国)のロゴマーク(国旗の事らしい)
や歌(国歌の事らしい)を選手の表彰式に掲げるのは如何なものか?」という趣旨のものがあり
ました。それを書いたのがなんと高校の先生。きっと、日教組時代、日章旗や君が代に反対する
ことを教えられつづけた方なのでしょう。
しかし、そういった、日本だけで通用する馬鹿な考えが通用する時代では無いことを忘れておら
れる。それを他国の人が聞いたらどう思うか?そんなこともわからない人が、高校で教鞭を
とっておられるということに、日本の不幸を感じます。里谷選手が金メダルの表彰式で帽子を
とらなかった事。これなんて、世界の常識の議論であり、それを教えることができなかった
日本の教師たちはそれを恥じるべきだと思います。しかし、彼はそれも感じないようでした。
さっそく、朝日新聞に投書をかえしましたが、掲載はされませんでした。

反省。いろいろ書こうとすると、やはり文章がめちゃくちゃになります...
次回は、「ウルトラマンシンドローム」「破れ傘トウシュウの法則」について書いてみようと
思います。最近、憂国心が深まってきて、なんとかしたくてしょうがない気分です。




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